非効率を作業スピードでカバーさせる某コンビニチェーンの倉庫

倉庫仕事ってのは配送時間が決まっているから、とにかく忙しい。

おいちゃん、若いころに勤めていた会社では何年も倉庫の仕事をしていて、朝から晩まで入出庫作業に駆けずり回ってた。しかも倉庫が1階と2階に分かれていたから、1日に何10回も階段の上り下りをしなけりゃならない。そのおかげで? 会社のおばさん社員にヒップラインを褒められるくらい(今ならセクハラw)細マッチョでいい体だった。

あれから長~い月日が経って、体重もプラス25kgとすっかりメタボになったけれど、何年か前にコンビニチェーンのS社で久しぶりに倉庫仕事をやったことがある。でも、そこの仕事はとにかく効率が悪くて、やりにくかった。

あ、足りない! 山積みのコンテナから発掘しなけりゃならない不足分の商品

S社の倉庫、当時は仕事のやり方を「改善」したばかりという。以前を知っている人たちにとっては何か改善されたのかもしれないけれど、おいちゃんには何が良くなったのか、さっぱりわからなかった。

とくに手間がかかってイヤだったのは、棚に不足している商品を探すとき。

例えば、ある商品を50個出すっていうとき、棚にその商品が30個しかないことがある。残りの20個は、いくつもある山積みのコンテナを一つずつ降ろして足りない商品を探さなければならない。

TVゲームのアイテム探しなら「おっ、見つけた!」ってうれしいけど、不足分の商品が見つかっても全然うれしくない。「くっそ、こんなとこに置きやがって!」としか思わん。毎回そんな感じだったから、すぐにウンザリした。

倉庫仕事だから配送時間に間に合うようにこなすのは当然だけど、それならもっとスムーズな作業ができるように会社側が仕事の仕方を工夫する必要がある。ところが、S社の倉庫といったら、「あんたら、いったい何10年やってるの?」と言いたくなるほど非効率なやり方だった。

作業の様子を監視カメラで見張り、個人ごとにチェック!

米国のAmazonの倉庫では、トイレに行く暇もなくてペットボトルに済ませるとか、夏は熱中症で搬送されるスタッフが続出するとか、作業スピードが遅いとクビになるとか、とにかく過酷な労働環境だっていう話がネット上にあふれている。

おいちゃんが昔勤めていた会社の倉庫も忙しかったけど、ちょっとタバコを一服とか、ジュースを飲んだりする時間は、自分で決めることができた。要は、配送に間に合わせればいいだけだから。そんな時代に比べたら、今どきの倉庫仕事はどこも細かく管理されているのかもしれない。

S社の倉庫には監視カメラがあって、常に本部の人間が作業をチェックしている。そして作業スピードが遅いスタッフがいると連絡が入って注意される。一挙手一投足が監視下に置かれた状態で、奴隷のように、じゃなくて奴隷そのものとして働かされる。

まだ効率の悪い作業に不慣れなおいちゃんも当然チェックされた。もう長居する気はサラサラなかったから「あー、はいはい」ってなもんだったけどね。

最低賃金でかき集めたアルバイトに非効率な仕事をさせて、それを作業スピードでカバーさせる。しかも休憩時間は15分しかないうえに、離れた場所にある休憩室との往復で数分はとられるから、正味10分休めるかどうか。休憩に入るときもパソコンに記録させられて、ちょっとでも戻るのが遅れるとチェックされる。いやなところだね-。

で、そんないやなところには当然いやな社員がいる。年齢的には定年が近そうな人だったけど、ネチネチした陰気な感じの奴でね、それだけならまだしも、こいつがとにかく臭い! 何日風呂入ってねーんだ? って言いたくなるほど、近くに来るとプ~ンと臭う。

冷蔵倉庫で寒いくらいなのに臭いってことは、常温だとさらに臭いだろう。食品を扱ってる倉庫なのに、こんなに不衛生な奴が管理者でいいのか? とマジで思った。

このS社の倉庫仕事、年じゅう求人誌に載っているからブラックだとは予想していたけど、やっぱりスタッフの出入りが激しいところってのは、そうなるだけの理由があるもんだね。短いあいだしか行かなかったけど、いろいろとインパクトのある所でした。

そして次回はS社の続編として、新人をパワハラ地獄に突き落とすベテランお局アルバイトおばさんの話です。

したっけね!