外国人労働者 根本的な問題は経営者に正しい国家観が欠けていること

今年(2019年)は今上陛下のご譲位や大型選挙、消費税率10%への増税予定など、日本はいろんな新しい局面を迎えている。その中でもおいちゃんが一番心配なのは外国人労働者の受け入れ拡大だ。人手不足を理由とする経済界からの圧力に日本政府が屈したのが直接の理由だけど、その根っこには自虐史観と誤った個人主義という、戦後教育の問題があるように思える。

国内外の事例に目を背ける日本の経営者たち

ヨーロッパでは移民を受け入れたことによる悪影響が問題になっているよね。イギリスが国民投票でEUからの脱退を決めたのも背景には移民問題があるし、ドイツもメルケル首相が移民をジャンジャン入れまくった結果、治安が悪化した。

日本でもすでに住人の大半が中国人っていうマンションがあるし、クラスの生徒のほとんどが外国人の子どもばかりっていう学校もあるそうだ。そうなるとゴミ出しのルールを守らなかったり、言葉の通じない子供たちのために通訳を雇うなど余計なコストがかかるけど、そのための税金を負担するのは日本人だ。こうなると元からいた日本人が逃げ出して、街はなおさら外国人に占領されていくだろう。

こうした事例はテレビで見て「うわー、酷いな」と思ってたんだけど、これからは他人事じゃない。今までの外国人労働者は大都市圏を中心に増えていたけど、これからは都市に集中させず地方に分散させると政府は言ってるから、そんなカオスな状態が全国津々浦々にまで蔓延しようとしている。

移民を受け入れた結果どうなったのかという事例には国内外で事欠かないのに、なぜ経済界は外国人労働者の受け入れ政策をゴリ押ししようとしているんだろうか?

欲しいのは優秀な社員ではなく、安い奴隷

外国人労働者を受け入れる理由の裏には、労働市場をもう一度デフレ不況期の状態に戻したいっていう、経営者たちの企みがあるように思う。

労働人口の減少や(数字上の)景気回復で、企業はこれまでのような劣悪な待遇では従業員を採用しにくくなってきた。都市部ではコンビニ店員の時給を上げても人が集まらないと言うけれど、これは30年ぶりくらいに求職者のほうが有利な立場になりつつあるってこと。これが経営者にとっては我慢ならない。

新しく人を採用するときに今までより高い給料で募集すると、今いる従業員たちの給料も上げないとならないから、人件費は一気に増えてしまう。日本の企業は儲かっても賃上げはしたくない。でも今まで通りの待遇じゃ面接に来る人すらいない。だったら外人でもいいじゃん? って考えたのが外国人労働者の受け入れ拡大の背景だと思う。

今までは外国人を実習生とか留学生という名目で使ってたけど、それじゃあ間に合わないからドーンと入れちゃおうってわけ。日本人っていう高学歴でハイスペックな労働力より、移民っていう安い労働力が欲しいだけ。でもこれって「私たちは無能な経営者で~す!」で公言しているようなもん。

しばらくのあいだ人件費の増加に我慢して従業員の生活をラクにしてやれば、日本全体で景気がグッと良くなる。そのほうが企業にとっても先行きの見通しは明るい。でも日本の経営者には「うちだけは安く人を使って儲けたい」っていう発想しかない。これって「不景気だから節約しなきゃ」っていう消費者心理が余計に景気を悪化させるのと同じ理屈。

今まで労働者は長いあいだ酷い労働条件に我慢してきたんだから、今度は経営者にしばらく辛抱してほしいよね。でもそうはならない。なぜか?

自分だけ儲かればいい、という個人主義

戦後の歴史教育は自分たちの国がどんな歴史を経て、どんな文化を築き上げてきたかを子供たちに教えるんじゃなくて、年号の暗記など無意味な詰め込みを行ってきた。しかも縄文時代から始めたって面白いわけがない。

日本の歴史教育ってのは、子どもたちが歴史に興味を持たないようにするためのカリキュラムじゃないだろうかとすら思う。だから、おいちゃんは昔から歴史はカンニングで乗り切る科目として割り切っていた。いちいち無意味な年号を覚えるくらいならカンニングのテクニックを磨いたほうが実用的だと思ったからね。だいたいね「大化の改新はいつですか」の答えは「昔です」でOK! 必要ならググレカスが今のやり方だから、おいちゃんは40年前から検索時代の到来を予感していたのかもしれない、と、我ながら先見の明があったと自分に感心する。 ヾ(・・;)ォィォィ

社会科というと日本国憲法も習うけど、これも良くないね。むしろ、こっちの方が問題だ。

なにが問題かっていうと、個人の権利がちょっと強調され過ぎているんじゃないかな?

日本国憲法の第13条には「幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政上で、最大の尊重を必要とする」って保障されてる。

おいちゃん、中学の社会科の授業のときにこれ読んで「俺の権利は最大に尊重されてるのか」って思ったけど、同時に「公共の福祉に反しない限り」ってことは「周囲に迷惑の掛かる自由まで認めているわけじゃない」って理解した。

第19条の「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」ってのも拡大解釈、っていうより悪用されてる気がする。例えば日教組のバカ教師が日の丸や君が代に反対して起立・斉唱を拒否するなんてのは常識的におかしい。百歩譲っても、公立高校の教員には許されないと思う。じゃあ生徒が授業のときの起立・礼や校歌の斉唱を拒否してもいいのか?

なんだかね、「権利」っていう言葉が過剰に優先されているような気がする。なんとなく社会全体でオレの権利と自由を尊重しろっていう風潮が強くなってきて、その結果だんだん息苦しい世の中になってるのは、きっと感じてる人も多いと思う。

こうした日本の伝統文化をきちんと教えない歴史教育と左翼思想に偏った憲法教育の影響は、日本の経営者たちも少なからず受けている。むしろ経営者になるくらい熱心に勉強してきた学歴エリートほど教育の害をモロに受けている。日本は悪い国だとか自分の権利さえ守られればいいという考え方が、ひいては自分さえ儲かればいいっていう考え方につながっているんじゃないだろうか?

だから平気で従業員の給料を下げたり過労死するまで長時間労働をさせるブラック企業がはびこる。そして景気が回復してきたら人手不足を理由に外国人労働者という安く使える奴隷を輸入しようとする。こうした考え方の根底には、やっぱり自分さえ良ければいいという考えが潜んでいる。

諸外国でこれだけ移民が社会問題になっているのに、どうして日本の経済界は見て見ぬふりをするんだろうって、ずっと不思議に思ってたんだけど、突き詰めてみれば戦後教育の悪影響が根底にあるんじゃないかと思いついた。

移民の数が増えて労働力が供給過剰になると、また失業者が増えるだけでなく、今働いている人たちも給料は上がらないまま。そうなると企業はまた低い条件でも簡単に労働力を確保できるから濡れ手に粟。

その結果、デフレが続いて日本のGDPは真っ逆さまに落ちてデザイアー! 近いうちに日本は世界じゅうから「発展後進国」って言われるようになるかもしれない。それでも経営者たちは自分の利益だけはきっちり確保するんだろうね。

安易な移民受け入れしか求めないそんな経営者たちこそ、日本にとって本当の敵だって、おいちゃんは思う。

したっけね!