イタリアで高速道路の崩落事故 日本もそろそろヤバイ時期

高速道の橋が突然崩落、イタリアで35人死亡

イタリア北部ジェノバで14日正午頃、高速道路の高架橋が約100メートルにわたって突然崩落した。走行していた大型トラックや乗用車など約10台が巻き込まれ、少なくとも35人が死亡した。(中略)当局が事故原因を調べているが、老朽化が原因との指摘も出ている。(中略)イタリアでは近年、橋の崩落などインフラ(社会基盤)関連の事故が相次ぎ、インフラの安全性を懸念する声が高まっている。

コンクリートっていかにも丈夫そうだから、一度作ればずっともつって思うよね。でも大きな負荷がかかったり気温の変化で収縮・膨張すると脆くなる。さらにコンクリートに埋め込まれた鉄筋が水分や塩分で錆びると、寿命は50年前後しかないらしい。

日本では2012年に中央自動車道・笹子トンネルの天板が崩落した事故があったけれど、このトンネルが完成したのは1975年だから、40年弱で起こった事故ってことだね。

鉄筋コンクリートの寿命が50年とすると、高度経済成長期に作られたインフラはちょうど寿命を迎えていることになる。日本じゅうの橋やトンネルが次々に崩落する、なんてことは考えたくないけれど、あり得ないことじゃない。

今回イタリアで起きた高速道路の崩落事故についてイタリアの首相が「先進国とは思えない」とコメントしたそうだけど、鉄筋コンクリート製のインフラが多い先進国こそ崩落事故のリスクがあるんじゃないかな?

この高速道路も50年以上経っていて、以前から老朽化して危ないんじゃなかと言われていたらしい。さらに今まで保守・点検といったメンテナンスが行われていなかった可能性もあるという。

コンクリート製のインフラは放置すれば老朽化していくんだから、古いものから点検や補修工事をしなくちゃいけない。「橋落ちました!」じゃ間に合わない。

点検や補修工事には大勢の土木建築業者が必要になるだろうから、まずはインフラの再整備に予算や人員などを回す必要がある。「オリンピックやります。新しい施設作りま~す」なんて言ってる場合じゃないんじゃないのかなあ?

新しい施設やインフラを作るより、古いものをちゃんとメンテナンスしていかないと、日本じゅうで事故が起こる可能性が高くなる。

おいちゃんが住んでいる北海道なんて冬は道路に融雪剤をまくから、インフラの耐用年数は50年どころか、もっと短いはず。

日本はイタリアとは違って几帳面な国民性だから、インフラがノーメンテっていうことはないと思うけど、ちょっと心配になる事故でした。

追記:

NEXCO東日本は高速道路の保守点検をちゃんとやってるんだね。

NEXCO東日本 高速道路の老朽化対策

こういうところは、やっぱり日本の企業はイタリアと違うね!

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